布団乾燥機の効果と気になる電気代

布団を乾燥させて温めてくれる布団乾燥機は、生活の必需品とまではなりませんが布団を干す時間がない方や布団が干すことが難しい方などに人気のある家電です。

布団乾燥機は、布団に温かい風を送ることで布団を乾燥させて単に温かい風を送って布団を温めるだけでなく、色々なメリットがあります。

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布団乾燥機の3つの効果

①ダニ退治をしてくれる

布団は家の中でダニの最も生息しやすい場所です。布団乾燥機はダニが生息しにくい温度の50度以上に設定することでダニを死滅させることが期待できます。

②天気や季節に左右されない

布団を天日干しできれば良いのですが、天気の悪い日や花粉飛散の時期等、どうしても干せないケースも多々あります。布団乾燥機は室内で使用するため、1年を通して布団の乾燥が行えます。

快適で清潔な布団になる

温風により布団はふかふかになり、温められるので寒い冬には気持ちよく眠ることができます。また、除菌・消臭効果にも優れており、常に清潔な布団が使えるのも大きな魅力です。

布団乾燥機の種類

布団乾燥機は主に「布団の隅々まで乾燥できるマットタイプ」と「手軽に出来るマットなし乾燥タイプ」の2種類があります。

マットタイプは、敷布団と掛け布団の間に乾燥マットを敷いて風を送る仕組みです。

一方のマットがないタイプは、ホースなどのアタッチメントを敷布団と掛け布団の間の部分に差し込み温風を送る仕組みとなっています。

布団乾燥機の色々な機能

布団乾燥機は布団を乾燥させる機能だけでなく下記のような機能があります。

【夏モード】乾燥後、温まった布団に風を送り冷やしてくれる機能。
【ダニ対策機能】50度以上の温風を30分ほど送るなどダニを退治するための機能です。
【アロマ機能】アロマオイルをセッティングし、布団を良い香りにさせる機能。
【タイマー機能】つけっぱなしを防ぐ安全機能。

ご自身の使用用途によってメーカーや機種選ぶことが勧められます。

布団乾燥機の電気代

一般的な布団乾燥機の電気代をメーカー機種ごとに調査しました。

1kWhの電気代の目安として、全国家庭電気製品公正取引協議会の定める1kWを27円と計算しています。

メーカー型番最大消費電力1時間の電気代
アイリスオーヤマ
「ふとん乾燥機カラリエFK-C3」
最大530W約14.31円
日立
「ふとん乾燥機HFK-VS2500」
最大680W約18.36円
パナソニック
「ふとん暖め乾燥機<マットなしタイプ>FD-F06X2」
最大460W約12.96円
象印
「ふとん乾燥機スマートドライRF-FA20」
最大910W約24.57円
三菱
「フトンクリニックAD-X80」
最大680W約18.36円

※出典:アイリスオーヤマ公式サイトより
※出典:日立の家電より
※出典:パナソニック公式サイトより
※出典:象印公式サイトより
※出典:三菱電機公式サイトより

布団乾燥機の電気代節約術

布団乾燥機の電気代を節約するための2つのポイント。

①定期的にフィルター掃除をする

フィルター部分にほこりや髪の毛などを巻き込んで溜まっています。フィルターが詰まってしまうと送風の機能が効率的に働かなくなってしまうことがあるため、定期的に掃除をしましょう。

②風が逃げないようにする

布団の端を内側に折り畳み、温風が逃げないようにしましょう。せっかく温風を送っていても布団がめくれていたり、隙間ができていると風が逃げてしまいます。しっかりと布団をセッティングしましょう。