生活で欠かすことのできない家電ですが、消耗品なので必ず寿命があります。
今回は家庭でよく使われる家電の平均的な寿命についてわかりやすく解説します。
液晶テレビ
パネルの後ろからバックライトを当てる主流の液晶テレビの寿命は8~10年と言われています。
多くの国内メーカーにおける部品の保存期間が8年間であることが理由の一つです。
鮮明な映像が魅力な有機ELテレビの寿命は、一般的な液晶テレビと比べて寿命が短いと言われています。
接触障害、電源が入らない、液晶画面の横線や縦線、色の変化などが見られた場合は寿命のサインかもしれません。
冷蔵庫
冷蔵庫は家電製品の中でも寿命は長い方になります。現在販売されている冷蔵庫の平均寿命は8~10年程度とされていますが、10~20年以上稼働する冷蔵庫も多くあります。
冷凍庫に入れている食品が溶けてしまったり、普段聞き慣れない異音がする時は寿命のサインかもしれません。
パソコン
パソコンの平均寿命は5~7年になり、パソコンに使用されている部品の故障が多いです。
とくにハードディスクは壊れることが多く、異音がしたら要注意です。
フリーズが頻繁に起きたり、異音、異常に熱い、電源が落ちる等は寿命のサインかもしれません。
エアコン
エアコンの平均寿命は7~10年程度になりますが、カビやホコリ等、こまめに掃除することで10年以上の使用も十分可能です。
コンプレッサーの故障が多く、変な音がしたり冷えや暖めに時間がかかる場合は寿命のサインかもしれません。
洗濯機
洗濯機には縦型式やドラム式等の種類がありますが、平均寿命は同じ位です。
メーカーでは7~10年が修理用部品を保有する期間とされているため、洗濯機の一般的な寿命と考えますが、使い方によってはもっと長く使えることは十分にあります。
エラーによる停止やいつもと違うガタガタという異音等は、寿命を知らせるサインかもしれません。
扇風機
扇風機の寿命は5~10年とされ、平均で8年程度になります。
パナソニック・日立・三菱・シャープなどの大手メーカーが公開している補修用性能部品の保有期間が8年というのも理由の一つです。
異音や本体が熱いと感じた時には寿命のサインでかもしれません。
掃除機
家庭用掃除機の平均寿命は7~8年ですが、ドイツのミーレ社が販売する耐用年数20年の掃除機もあります。
「電源が入らない」「吸引力が悪い」等があれば、寿命のサインかもしれません。
電子レンジ
電子レンジの平均寿命は9~10年になり、十分に加熱しても温めにムラがある場合には寿命のサインかもしれません。
部品保有が5年程度のメーカーがあるため、故障の際には買い替えがすすめられます。
炊飯器
炊飯器の製造を終了してから6年間が部品の保有期間になるため、一般的な炊飯器の平均寿命は6年ということになります。
お手入れの仕方や使用頻度によってはもっと長くできる炊飯器は多くあります。
炊き上がり後の臭いの異変、炊きあがりに異常を感じた時は寿命のサインかもしれません。
スマホ(スマートフォン)
スマホの平均寿命は機種によりますが4~5年です。
高価なスマホですが使用頻度によっては3年程度バッテリー交換が必要になることがありますが、壊れてなければ長く使えることもあります。
購入から3年経過していて修理代が高額な場合には、買い替え時期なのかもしれません。